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中学生のためのMandal-Art 入門 8 [企画・思考]

中学生のためのMandal-Art 入門 8
「中学生のためのMandal-Art 入門」はデザイナー今泉浩晃先生が、
全23回にわたってFacebookのiMandalArtサイト・ノートに連載
された記事です。
現在もこのサイトでノート過去記事を遡ればみることができます。
今回、私のブログに転載する許可を得ました。
転載にもしばらく時間がかかりますが、2回分ずつご紹介します。
今回は、入門15・16をご紹介します。
 
中学生のためのMandal-Art入門 15
2011年8月15日 14:38
学びのカタチ

「学ぶ」という行為は、
学校へ行っている、いない、にかかわらず、
今や、現代人の必須科目(?)になっている。

情報化社会といわれる現代において、
情報を吸収することは、生きることの基本だと思われるからだ。


先に、私は、社会とは

『重要なことは、人間社会とは「経済社会」だということです。
サバイバルとは、まず、経済的に生き残るということです。

狩猟社会では「獲物」は他の動物たちであり、
農耕社会の獲物は汗を流して得た農作物でした。

では、現代の高度経済社会での獲物は何でしょうか。

それは「お金」です。』 と言った。


この人間社会が、「お金」を得るための手段として、
情報に、ウエイトを置き出した、ということです。
もっとあからさまに言えば、情報がお金を稼いでくれるのだよ、ということだ。

つまり、インプットした情報を、うまくアウトプットすることが、
マネタイズ(お金にすること)なのだ、ということです。


考えてみれば、教育とは、
情報を、せっせとインプットすることをやっているわけですが、
なぜかその情報を、どうすればマネタイズできるかまでは教えていない。

いや、マネタイズどころか、
アウトプットの方法すら、おぼつかないのかも知れない。


考えてみれば、私たちは、ご幼少の頃から(?)、
膨大な量の情報を、脳に、インプットし続けてきた。

そうして学んだことを、うまくアウトプットできますか?

例えば、「縄文時代」でもいいし「大化の改新」でもいい。
そのことについて、簡単に説明してみてください。

言葉は知っているし、確かに「習った」し、ノートにも書いた。
でも、きっと、「えっ、何だったっけ?」という人が大半だ。

せっかくノートも取ったのだけれども、
アウトプットすることなど、思いもよらなかったから、
自分だけに分かればいいかな、って感じで取ったノートだから、もう覚えてない。

「ああ、あのとき《学びのカタチ》を知っていたらなぁ!」という
英語で習った、あの仮定法の「嘆きのカタチ」で、ため息をつく。

ここから「学びのカタチ」が見えてきます。

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つまり、

「インプットは、アウトプットのカタチでやればいい」 と分かる。

アウトプットのカタチって、どんなカタチか?

あなたが、「それ」を、使うときのカタチです。



このノートの、 No.7、「知的とは、どういうことか?」で、私は、こう書いた。


『そこで、言葉を、うまく学習するコツは、こうなります。

まず、その言葉は、
どういうカタチをしているのか? を知ることです。

言葉は、
その言葉を組み立てている構造・シクミ、つまりカタチと、
その言葉独特の単語の集まり、
つまりボキャブラリーとで出来上がっている、のです。

具体的なことは、また後でやりましょう。』

ここで書いた「言葉」とは、「すべての学科」のことでした。
国語や英語ばかりでなく、数学語や理科語、歴史語や社会科語など、
人間が「知」と呼ぶものすべてが「言葉」なんだ、と言いました。

これを忘れないでください。

次回では、この「具体的な」例を挙げてみることにしよう。

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中学生のためのMandal-Art入門 16
2011年8月19日 14:58
アウトプットのカタチ

『言葉は、その言葉を組み立てている構造・シクミという「カタチ」と、
その言葉独特の単語の集まり、「ボキャブラリ」とで出来上がっている』

これが「知のカタチ」であり、「情報のカタチ」でした。

「学びのカタチ」とは、この「知のカタチ」なのだ、ということです。



何かを学ぼうと思ったら、

まず、
そのものの「構造をつかむ」こと。
構造をつかむとは、全体像を知ることだ。
そして
その構造をつくっているパーツである、ボキャブラリを「増やす」こと。

時には、このボキャブラリ自体が、構造を持っていることがあって、
全体が、階層性を持ち、フラクタルになることもある。

しかし、これまで話してきた「カタチ」を駆使することさえ出来れば、
学びのカタチを創り上げていくことは難しくはないはずだ。



さて、ここで具体的な例として、「英語」を挙げてみよう。

その学習方法、学びのカタチは、次の2つだ。

1 英語の構造を知る

2 その構造に沿ってボキャブラリを増やす


英語の「構造」とは、英語という言葉を使う人が、

モノゴトを、どんなふうに考えて、どんなふうに伝えるのか、という、
思考の構造を「つかむ」ことなのですが、
英語を知らなければ、そんなことは分からない。

分からなければ、人に聞くなり、本で調べるなりするのですが、
こうして行きつくところは、きっと「英文法」を学べ、ということになる。

ということで、例えば、本屋に行って「英文法」の本を手に取ってみると、
楽しく学べそうな気がしないモノばかりで、気落ちする。

日本人は、日本語の文法など知らなくても、日本語がしゃべれるではないか、
などと思うと、「構造をつかめ」なんてホントかよ、と、思ってしまう。

そう! ここで、何かをやるときには「目的」が大事だ、
と言ったことを、思い出してください。


英語学者、文法学者になりたいなら、しっかり勉強しなければならない。
受験英語をやるなら、それなりの勉強法が必要だ。
英会話や英文メールのやりとり、
つまり「英語がそこそこ使える」ことが目的なら、そのような学び方をすればいい。


というわけで、手元にあった1冊の本を紹介しよう。
小池真由美さんという人の書いた「スピーキング英文法」という本です。

この Conversational Grammer とは、英会話のための文法というスタンス。
アメリカの小学生は知っている、つまり、これだけ知っていればいい、
逆に言えば、これだけは知ってなくちゃね、という言葉の基本構造です。

これ、これ、こういう本が欲しかったんだ!

これを「アウトプットのカタチ」で学び取りたい、のです。


アウトプットのカタチとは何か?


インプットするときのカタチは、基本的に「リニア」です。
小池さんの本も、1ページから始まって、176ページで終わっている。

当然、マジメに勉強しようと思う人は、
ここに書かれた「序列」に従って読んでいくでしょう。

これを自分なりにノートにまとめるとしても、この順序でノートをつくる。


でも、アウトプットするとき、つまり、使うときはどうか?


例えば、英会話のテキストで「シーン別」という構成がある。
「空港にて」とか「レストランにて」などというヤツだ。
これで、必死に、暗記したとしよう。

で、実際に、空港やレストランで、どうなるか?
現実は、テキスト通りの「順序」では、話は進まないのだ。

こう聞いてくれたら、こう答えようという、
こちらの目論みは、見事に外れてしまい、あとはもう混乱に陥るだけだ。

そう、アウトプットは、リニアではなく、ノンリニア、臨機応変が求められるのです!


英文法の知識も、リニアではなく、
必要とするときや、内容は、ノンリニアに要求されるのです。

つまり、アウトプットのカタチとは、ノンリニア、なのです。


と言うことは、アウトプットのカタチでインプットするとは、
そうです、ノンリニアに学ばなければならない、ということですね。

私が、構造をつかむ、と言うのは、そういう意味です。
ノートは、ノンリニアでなければならない。

つまり、マンダラです。


小池さんの本を、マンダラに載せたものをお見せしましょう。

英文法で学ばなければならないことは、「この8つ」 です。
それぞれを展開しても、64項目以下で終わっています。

まずは、この8項目をアタマに叩き込む。
若い、あなたの、アタマなら、1日あれば記憶できるでしょう。

そして、それぞれのセルを展開したものも、1週間もあればOKだ。

後々、復習するときにも、1日でブラッシュアップできるはずだ。


これが、学びのカタチであり、アウトプットのカタチ、です。
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