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国語という教科への疑問1 [企画・思考]

国語という教科への疑問1
11月7日付けの朝日新聞に次のような記事が掲載されていた。
「教科書の文章、理解できる? 中高生の読解力がピンチ」
内容を読むと、極めて深刻なもののように思われた。
概略は次の通りである。
・教科書や新聞記事のレベルの文章を、きちんと理解できない中高生が多くいる。
・国立情報学研究所の新井紀子教授らの研究グループの調査による。
・「リーディングスキルテスト」→教科書や新聞記事などの文章を読んでもらい、
 意味や構造を理解できているかを調べる内容。
何が深刻なのか。
リーディングスキルテストに使われた文章が、教科書からの抜粋であるという点だ。
 

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算数教科書の読み方 1 [企画・思考]

算数教科書の読み方 1
教科書で教える。
教科書を教える。
この違いに随分悩んだ時期があった。
今なら、あまり悩まないかもしれない。
迷わず、「教科書を教える」をまずは選ぶだろう。
小学校の教科書はほとんどが「入門書」だ。
入門書なのだから、「繰り返し基本が身につくまで読む」これが原則だろう。
 

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混沌とした「今」に読みたい本 [企画・思考]

混沌とした「今」に読みたい本
読書の秋である。
私の読書法は少し変わっているかもしれない。
最初は読まないのである。
小学生がよく図書館で図鑑をみているときのように、
まずはパラパラと本をめくってミルのである。
パラパラとめくるだけなので、目に飛び込んでくるのは大きな文字や
強調された太字などだ。
メニューはじっくりと眺める。本のメニューといえば、目次である。
最近はこのミルということが極めて重要だと感じている。
子供がぱらぱらと本をめくることがよくあるのは、意味があることなのだと
改めて感じるようになった。子供に教えられた感じがしている。
パラパラ読みでその本の良さが感じられたら、なるべく精読するようにしている。
特に、自分にとって必要なところは繰り返し読む。
そんな感じだ。
 

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セミナーへのお誘い(再々掲) [企画・思考]

セミナーへのお誘い(再々掲)
少し前にご紹介したセミナーについて、今一度ご案内します。
お陰様で、残席が少なくなって参りました。
「参加してみようかな」と考えていらっしゃる方は、早めに
お申込をお願いします。

前にも書きましたとおり、「教科書どおり進める算数授業」のセミナーです。
なぜ今算数授業なのかは、ご参加いただければわかると思います。
ある意味、とても地味なセミナーです。
でも、「今」現場が何を考えるべきかを提起できるセミナーになると
思います。
お申込は
こちら
からどうぞ。

追記。
・すべての子供の学力を少しでも上げたいと考えている方。
・仕事術を身に付け、ゆとりをもって仕事ができるようにしたいと考えている方。
・全員参加の授業を実現したいと考えている方。
是非、ご参加ください。

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漢字を覚える [企画・思考]

漢字を覚える
漢字を子供たちにいかに覚えさせるか。
この30年間、これほど悩んだ問題はなかったかもしれない。
まず、経験的にわかったことは、
まとめて教えることは難しいということだった。
例えば、漢字スキルに10の新出漢字があるからといって、それを週に一度
まとめて10教えるというやり方だ。
最近は、ワーキングメモリーの研究等の成果を参考にすれば、一度にどれくらい
教えることができるかはほぼ明らかになったと思う。
ほぼ毎日数個の漢字を教えるのがよい
と考えている。
 

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教材研究??? [企画・思考]

教材研究???
「教材研究って何だ」
ある日、ふと私の中に疑問としてわき上がってきた。
「教材研究しなきゃ」
「教材研究が足りないね」
「教材研究こそが重要なのよ」
現場では、教材研究という言葉が日常にしばしば登場する。
しかし、これほど曖昧な言葉はないと私は考えている。
事実、平成29年9月18日現在、Wikipediaには次のように示されている。
「この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年4月)」
そしてそれを指摘された最初の定義がこれだ。
「教材研究(きょうざいけんきゅう)とは、教諭や職業訓練指導員、その他
何かを教授する立場の者が、授業や指導に当たってあらかじめ教授する内容
について理解を深めるための作業である。」
 

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授業もレクリエーションで [企画・思考]

授業もレクリエーションで
5年ほど前に「レクリエーションの原則」なる記事を書いた。
今も、ときどきアクセスを頂いている記事だ。
考えて見ると、不思議なほどクラスの係の中にこの「レクリエーション」が「レク係」
として登場する。教師もレク係を否定する者などいないのではなかろうか。むしろ
必要だと思うから、綿々と続いているのだろう。
その記事にも書いたが、もともとはラテン語recreāreに語源を見出すことができる。
英語でいうならre-creation - 再創造(されたもの)ということらしい。
ここからは、私の考えになるが、今こそ、日常授業を「re-creation - 再創造」すべき
ときなのではなかろうか。
なぜなら、前記事に書いたが、教師が日常授業において「元気を取り戻す」ことが必要
だからだ。レクリエーションには本来的にそういう意味があるからだ。
そのために野中信行先生は「味噌汁・ご飯」授業を提起された。
私は、時間はかかるが、この「味噌汁・ご飯」授業がやがて全国に必ずや浸透していく
ものと予想している。レク係のように全国津々浦々にである。
今こそ、先生方が日常授業において元気を取り戻し、クラスで行われるレクのように
日常授業を楽しいと感じるところまで再創造しなければならないと考えるのである。
レクリエーションは、単なる遊びではないのである。

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改めて算数教科書の奥深さを知る [企画・思考]

改めて算数教科書の奥深さを知る
昨年1月26日に算数教科書に関する記事を書いた。
この記事である。
その後、奇しくも私はこの単元の授業を初任者が授業するのを数回観ることになった。
いずれの授業も全く・・・だった。
要するに初任者は全く教科書を読んでいないということがわかった。
2年生の教科書が読めないのである。つまり、読み方を知らないということだ。
初任者を指導する側の問題でもあるかもしれない。
かく言う私も、教科書を嫌と言うほど繰り返し読んでも、新たな発見がある。
そのくらい東京書籍の算数教科書はよくできている。


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画期的な算数授業に関する本、上梓しました [企画・思考]

画期的な算数授業に関する本、上梓しました
このたび次の本を上梓しました。
cover.jpg
こちらです
★日々のクラスが豊かになる「味噌汁・ご飯」授業 算数科編
であります。
7月13日に発売されましたが、お陰様で好調です。
私も数ページ執筆させていただきましたが、日常授業と算数という
視点から書かれたある意味画期的な本だと自負しております。
是非とも一度目を通していただければ幸いです。
明治図書のコメント欄には次のように書いてくださった管理職の方が
いらっしゃいます。感謝、感謝です。
「算数の授業づくりに悩む若手教員のバイブルとなりうる本だと思います。
 オススメです。2017/7/3150代・小学校管理職」
なぜ、バイブルとなりうる本なのかはお読みいただいて判断いただければ
と思います。
もちろん、批判も大歓迎です。できれば、実践をもっての批判であって
ほしいと願っています。あくまでも日常授業改善の取り組みですから。

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学習指導要領の変遷を読み込め!!2 [企画・思考]

学習指導要領の変遷を読み込め!!2
時代とともに、学習指導要領は大きく変化を遂げてきたのだろうか。
ふと、そんな疑問が湧き起こった。
そう、前回書いた。
私が着目したのは、学習が遅れがちな子について、学習指導要領は何を
示して来たかということだった。
例えば昭和43年度版の総則には次のような記述がある。(国立教育政策研究所
「学習指導要領データベース」による)
第1章 総則→第1 教育課程一般→8 以上のほか,次の事項について配慮する
ものとする。
→(6) 学業不振の児童については,特別の配慮のもとに指導を行なうこと。
昭和52年度版では、それが次のように変化している。
8 以上のほか,次の事項に配慮するものとする。
→(3) 学習の遅れがちな児童,心身に障害のある児童などについては,
   児童の実態に即した適切な指導を行うこと。
これを見る限り、昭和の学習指導要領では、学業不振、学習の遅れがちな児童
という言葉をわざわざ使って、配慮や適切な指導が必要だと示している。
では、平成元年度版ではどうか。
同箇所は、次のようになっている。
第4 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項
→2 以上のほか、次の事項に配慮するものとする。
→(4) 各教科等の指導に当たっては、学習内容を確実に身に付けることができる
よう、児童の実態等に応じ、個に応じた指導など指導方法の工夫改善に努めること。

この記述を、皆さんはどう読まれるだろうか。
私は、前半部分はよいと思う。どの子も学習内容を確実に身に付けることを意識せよ
ということだからだ。しかし、後半部分がいただけない指導方法の工夫改善に努めれ
ばよいということで、努力目標となっているのである。
「指導を行うこと」という強い言い方からは随分と後退しているように私は感じる。
平成10年度版ではさらに次のようになる。
(5) 各教科等の指導に当たっては,児童が学習内容を確実に身に付けることができる
よう,学校や児童の実態に応じ,個別指導やグループ別指導,繰り返し指導,教師の
協力的な指導など指導方法や指導体制を工夫改善し,個に応じた指導の充実を図ること。
平成20年度版も同様である。
(6)各教科等の指導に当たっては,児童が学習内容を確実に身に付けることができる
よう,学校や児童の実態に応じ,個別指導やグループ別指導,繰り返し指導,学習内容
の習熟の程度に応じた指導,児童の興味・関心等に応じた課題学習,補充的な学習や
発展的な学習などの学習活動を取り入れた指導,教師間の協力的な指導など指導方法や
指導体制を工夫改善し,個に応じた指導の充実を図ること。

では今回の改訂ではどうか。
「第4 児童の発達の支援」→「1 児童の発達を支える指導の充実」→
(4) 児童が,基礎的・基本的な知識及び技能の習得も含め,学習内容を確実に身に付け
ることができるよう,児童や学校の実態に応じ,個別学習やグループ別学習,繰り返し
学習,学習内容の習熟の程度に応じた学習,児童の興味・関心等に応じた課題学習,
補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れることや,教師間の協力による
指導体制を確保することなど,指導方法や指導体制の工夫改善により,個に応じた指導
の充実を図ること。その際,第3の1の(3)に示す情報手段や教材・教具の活用を図る
こと。

もはや、「学業不振」や「学習の遅れがちな児童」という言葉は、「児童や学校の実態
に応じ」や「個に応じた指導」という言葉に置き換わり、見えなくなっているように
私には思える。
かつて現場の教師には「自分のクラスからは落ちこぼれを出さない」という意識があった
ように思う。今では、その子の能力に応じた指導の場を沢山用意したので、そこで
何とかなるでしょうというようにも、読み取れる。

でも、そういう読みは正しくないと私は思う。
これまでの流れをみるならば、むしろ前半の
「児童が,基礎的・基本的な知識及び技能の習得も含め,学習内容を確実に身に付け
ることができるよう」を重視しなければならないのである。
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