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驚異のねこちゃん体操 [体育]

驚異のねこちゃん体操

昨日、校内研修に愛知学泉大学講師の山内基広先生をお招きした。
マット運動の系統性と基礎を学ぶためである。
山内先生との出会いは今から20数年前、日本民教連の30周年記念大会だった。
私はそこで、山内先生に授業を撮影したビデオを譲って頂いたのだった。
鉄棒とマット運動の授業のビデオであった。
今は、ビデオも相当安価になり、デジタルカメラでも動画が容易に撮れる時代だ。
しかし、当時はまだまだビデオ映像を授業で撮影し編集する等、なかなか困難な
ことだった。そんな時に、すでに10年ほど授業の映像を撮りため、分析されていた
のが山内先生だった。
山内先生のビデオを当時拝見して一番心を動かされたのが、先生のご指導と、
子ども同士の学び合いによってできなかった子どもたちがみるみるできるように
なっていくという事実であった。
すべての子どもたちに力がついていくのだった。

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跳び箱・・・基礎の基礎(加筆再掲載) [体育]

跳び箱・・・基礎の基礎(加筆再掲載)

加筆再掲載シリーズ第3弾です。
この記事もアクセス数が多く、700回以上もお読み頂いています。
また、毎週のように検索されている記事で、嬉しく思います。
一方で、本にはあまり書かれないような、本当に基本的ないわば基礎の基礎となる
技術や方法の伝承がどこかうまくいっていない部分があるのかなと感じることも
あります。

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閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる(加筆再掲載) [体育]

閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる
(加筆再掲載)

加筆再掲載の第2弾は、跳び箱指導・閉脚跳び(かかえこみ跳び)です。
まず、最初に強調しておかなければならないのは、いわゆる「中抜き」といわれる技と
閉脚跳びは異なるということです。
中抜きは、まさに両手で体を支持してブランコのように脚を後ろから前に抜くだけの
技です。着手の時間も長くなりがちです。
しかし、閉脚跳びは着手の時間が短く体も一旦伸びます。
「先生、私は閉脚跳びができます」
というので見せてもらうと、それが中抜きだということも多いので指導者としては
注意が必要かと思います。

開脚跳びに比べて、閉脚跳びは難易度が高いと思います。
しかし、安全にかつ意欲的に子どもたちが取り組む方法は、あります。
全員ができるようにするためには、さらなる改良が必要だと考えます。
私が考えた方法をヒントにして、さらによい方法を見つけて頂ければ
幸いです。

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改良版!・跳び箱は誰でも跳ばせられる(加筆再掲載) [体育]

 改良版!・跳び箱は誰でも跳ばせられる(加筆再掲載) 

私のブログでは、多くの方が過去記事を検索利用してくださいます。
アクセス解析で過去記事がどれくらい利用されたかがわかるのですが、跳び箱に関する
記事を利用される方が多いので、私が長い時間かけて開発してきたものを
加筆、修正、再掲載します。
まずは、開脚跳びです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下過去記事ーーーーーーーーーー
向山A・B式のおかげで、多くの子どもたちが跳び箱を跳べるようになった。
                            (開脚跳び)
しかし、初任者にはA式はまだしも、B式においては若干のスキルが必要だと思われる。
特に、おしりを支えながら横に動かすようするコツをつかむのが難しいかもしれない。
また、跳ぼうとする子のおしりを補助するため、体重の多い子補助自体を嫌がる子には
向かない方法かもしれない。
そこで、新たな方法を試してみたので紹介する。

 ◎私の方法(指導の実際例)
  最初に向山A式をさせる。→YouTubeで検索すれば実際の指導画像がみられる。
  少なくとも5回くらいはさせる。
  体重を手のひらにのせるようにさせ、ゆっくりと跳ばせる。
  次に下図のように低い跳び箱と木製ブロックを用意し、
  足をつき、腰を浮かせた状態から向山A式のように自力で跳ばせる。
m_tobi.jpg
  要するに向山B式で教師が補助する腰が浮いた状態を足をつかせることによって
  擬似的につくってやるのである。
  特に、体重が多く教師が補助できない場合やおしりを触られることを嫌がる
  高学年の子などにはこの方がよい。
  跳べない場合は立ち位置を少し前にしてやればよい。
  次第に立ち位置を下げ、なるべく踏切板に近い位置から跳ばせる。
  踏み切り板に近い位置から跳べるようになったら次のように暗示をかける。
  「見てごらん、踏み切り板の高さとブロックの高さは同じでしょ。
   今度は走って来る勢いがあるから、必ず跳べます。自信を持って跳んでごらん」
  小型の跳び箱を使い、ブロックを入れたときに腰が浮いた状態を
  つくれることが前提となる。
  届かなければつま先立ちのような感じでも大丈夫だ。
  向山A・B式が特に優れていると思うのは、次々と挑戦してくる子どもたちを待たせ
  ずに連続して指導できるという点だ。
  私の方法も、子どもたちの流れを止めることなく、次々に跳ばせることができる。
  私の方法を試して、初めて跳び箱が跳べたという先生もいらっしゃった。
  なお、私の方法はほとんどスキルが必要ない。
  また、特別な道具も必要ない。
  通常体育館にあると思われる踏切用ブロックを2個使用するだけである。
  跳び箱の手前に台を置く方法もあるが、踏み切り板との高低差が大きく、
  実際に踏み切り板に戻したときに恐怖心が生まれてしまうことがある。

  向山氏の名著「教師修業1 跳び箱は誰でも跳ばせられる」を是非読んで頂きたい。
  類似の情報はインターネットからも得られるが、新しい実践を生みだそうとするなら、
  原典にあたるのがよいと思う。実践が誕生するまでのプロセスを感じることができる
  からである。
  今は、優れたツールがたくさんある。
  例えば、スロー再生ができるビデオカメラだ。
  若い先生方にはこのような優れたツールをフル活用して頂き、
  「●●は誰でも(容易に)指導できる」という実践を生みだしてほしいと願っている。
  近日中に、閉脚跳びの新たな方法についても述べてみたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー過去記事終了ーーーーーーーーー

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閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる 4 [体育]

閉脚跳びを成功させるには、ウサギ跳びがマット上でできることが重要である。
そのステップについては、根本正雄先生が追究しておられる。
私が1〜3で述べて来たことは、ウサギ跳びがマット上でできない子のための
補助的なステップである。
平均台から始まって、次第に補助台の高さを下げ、最後はマット1枚分の
高さとした。
実際跳ばせてみると、マット上に作られたわずかな高さができない子にとっては
重要で、補助的な高さとなる。
マットの上に野球の塁ベースを左右に置くだけでも補助になるのである。
下図のようなカタチの跳び箱はすでに市販されている。
henkei.jpg
これもできない子にとっては、有効な補助具となる。
しかし、完全に閉脚跳びができるようにするには、徐々に削られたスペースを
小さくする必要がある。
スポンジ等を詰め、徐々に凹部分を少なくすればよいのかもしれない。

「閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる 3」
までに示したステップの後、私は次のステップを作り、順に練習させる。

①マット1枚をウサギ跳び。
②マットを2〜4枚程度に増やしてウサギ跳び(着地点に安全のためマットを敷く
 ことも)。
③跳び箱1段+補助ブロック2個を跳ぶ(着地点にはマット)。

③のステップは特に重要である。
跳ぶ対象が跳び箱にかわっただけで、心理的なプレッシャを受ける子がいる。
「跳び箱は高いように見えますが、実際には踏切板があるのでマット4枚分より
 高さは低いです。安心して跳びなさい」
と話してからさせる。

④跳び箱2段を跳ぶ。
「1段上がったがブロックがなくなったので跳びやすいはず」
と暗示をかける。
⑤2段+ブロック1個
⑥2段*ブロック2個

以下、1段上げるごとに、ブロックを抜き、その後+1個、+2個とブロックを
入れる。
踏切位置と跳び箱の間にマット1枚分くらいのスペースがあると、
大きな動作で美しく跳べるようになる。

根本先生には、20年以上前に直接ご指導頂いたことがある。
とにかく、指導中に否定的にな言葉を一度も使われなかったことが今でも印象に
残っている。
笑顔で、「いいぞ」「よし」「その調子」等の言葉をかけるだけで、
子どもの意欲はこうも変わるものなのかと思った。 (了)
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閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる 3 [体育]

平均台でテンポ良くウサギ跳びができるようになったら、下の図のように
マット1枚+跳び箱用間隔ブロックを使ってウサギ跳びをさせる。
matto.jpg
やはり、「耳→ポン→耳」のリズムを守って着手の時間を短くさせたい。
着手点は、マットの手前側ではなく、着地点に近い奥の方である。
最初、マットを跳び越せないようなら、無理をせず、マットの手前からでなく
マット上から踏み切らせるようにし、距離を短くしてやるとよい。
次第に距離を長くとり、最後はマット1枚を跳び越せるようにする。
マット1枚がクリアできたら、2枚、3枚、4枚と増やす。
マットを増やした際に怖がる子がいたら、着地点にマットを敷くとよい。
この段階がクリアできたら、さらに着手部分の高さを下げる。
次の図のように、マット1枚の上に左右1枚ずつマットを重ねるようにして溝を
作る。このわずかな高さの溝の間をウサギ跳びさせるのである。
matto2.jpg
できるようになったらマットを一番下に入れるようにして2枚、3枚、4枚と
増やすのである。
要するに、平均台から始めて、マットを使ったウサギ跳びにつなげるのであるが、
いきなりマット1枚をウサギ跳びをするのは難しいので、
・平均台のステップ
・跳び箱ブロックのステップ
・マットの溝のステップ
を順に追加したのである。  (つづく)

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閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる 2 [体育]

2台並べた平均台を使い、うさぎ跳びさせる。
次のようにする。
①耳元で手の平を進行方向に構える。
②マットを平均台の下に一枚敷く。
③マットを跳び越すように平均台上にポンと着手する。
④再び耳元位置に手の平をもどす。
heikin2.jpg
上の図のような感じになるが、
着手時間は短く、瞬間的に着手した力で「ポン」と跳ばせるのがコツである。
着手位置はマットの向こう側(踏切位置からみて置くの方)であるが、
最初は少し前でもかまわない。
着手時間が長いとブランコのような感じになり、中抜きという技になってしまう。
耳→ポン→耳とリズムを刻むように跳ばせるとよい。
マットは、小型のものでよいが、安全に跳べるようになったら、
マットの枚数を増やす。
3〜4枚程度が一つのめやすになる。 
練習は必ず一方通行でさせ、前の人が平均台から離れてから次の人を跳ばせるようにする。
練習前には、平均台の表面にささくれ立っているところがないか確かめる。
                            (つづく)
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閉脚跳び(かかえこみ跳び)は誰でも跳ばせられる 1 [体育]

向山A式、B式により開脚跳びの指導は画期的に容易になった。
また、私も微力ながら「跳び箱は誰でも跳ばせられる・・・を再び!」
で新しい方法を提示した。
さて、開脚跳びの成功率が指導の改善で画期的に上がるのなら、
閉脚跳びでも同様の方法は開発できるにちがいないと考え、5年ほど取り組んでみた。
次に示す方法で、ほぼ100%の子ができるようになった。

1 床面で準備運動。

 これは、軽い準備運動である。
 両手を床面に着いた状態で、足を上げる運動をさせたい。
 例えば、
 ・かえるの足たたき(数回)
 ・かえる倒立
 ・うさぎ跳び
等を楽しみながらさせる。
 うさぎ跳びは次のようにさせる。
 ①床面にしゃがみ手を耳の近くで構える。
 ②両手を前に着いた瞬間に足を軽く上げる。
 ③手を上に離すのと同時に膝を曲げたまま足を前に移動させる。
  注:手を後ろに組んで腰をおろした状態で移動するウサギ跳びとは異なる。

2 平均台でうさぎ跳び

 この方法を考えるのに、ずいぶんと時間がかかった。
 跳び箱の上部中央を切り込んだ練習用跳び箱が市販されているが、
なにせうちの学校にはそれが1台しかない。
 そこで、多くの子が連続して練習するには何を使えばよいかを考えたのである。
 結果、行き着いたのが2台の平均台を使ってうさぎ跳びさせる方法だった。
 下の図のように、平均台を2台平行に置く。間隔は子どもの肩幅程度である。
heikin.jpg
 この平均台の間で、うさぎ跳びをさせるのである。 (つづく)
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逆上がりの指導5 [体育]

5 まとめ
私自身が逆上がりできるようになったのは、小学校6年生の時であった。
先生は、「がんばりなさい」と励ましてくださったが、一向にできなかった。
できるようになる道筋もわからなかった。
しかたなく、夏休み、毎朝近くの小学校に通うことになった。
自分一人で、何度も鉄棒にとびついた。
友達がしているのを思い出しながら、鉄棒にとびついた。
一週間ほどで突然できるようになった。
今は、なぜできるようになったのか思い出せない。
自分の中に「やったあ」という達成感もない。
あるのは、私のような鉄棒が苦手な子と出会ったときには、できるようにして
やりたいという思いだけである。また、できるようにする力量を身につけたい
という思いだけである。
野中信行先生が、「風にふかれて」の中で子供が伸びている「事実」づくりについて書かれている。
私のように逆上がりができないと諦めていた子をたった一人でいいから、
できるようにすれば、そのクラスは動き始める。
やればできるという事実を目の前でみたときに、子どもたちは変わるのである。
若い先生方には、その一つの事実をつくるための手立てを是非とも追究して
ほしいと願っています。

問題はその事実を教師がつくれるかどうかだ。
向山洋一氏は「教えて→ほめる」ことが大切だとしばしばおっしゃっている。
教師がじっと待っていて、ほめるチャンスが訪れたら賞賛するのではない。
ほめるための事実を教師自らが積極的に関わり、生み出すのである。

忘れ物が多いと歎く教師は多い。
しかし、よく聞いてみると、忘れ物の点検すらしないで放置している場合がある。
私は授業の前に、必ず教科書、ノートを持ってきたか等点検をする。
時間はかからない。
次のようにする。
「全員起立。教科書、ノートを机の上に出してある人は座りなさい」
問題は、この後だ。
忘れた子には、私のところに来させて何を忘れたのか、しっかり言わせて
記録をとる。
「教科書を忘れました」
そして、必ず謝罪させる
「すみませんでした。明日は持ってきます」
特に、子どもを叱ることはない。
若い頃はねちねち叱ったこともある(反省するばかりである)。
だが、授業が遅れるだけでいいことは一つもなかった。
子どもたちには、
「3回連続で忘れたら、さすがにだらしないと思う」「保護者に連絡します」
と言ってある。
こうも話す。
「でも、安心しなさい。君たちのことは叱りません。そこまで自分の子を放置していた
保護者を叱ります」と。

たったこれだけのことを毎日、毎時間するだけで、忘れ物はほとんど無くなる。
ただし、忘れてならないのは、ほめるということだ。
全員忘れ物なしの時には、
「いやあうれしいなあ。忘れ物ゼロ。君たちが忘れないように努力した結果だね」
と話す。
忘れ物を一人がした時には、
「惜しかったね。あと一人だったね。まあ、たまには忘れることもあるから気にするな」
と励ます。

先日、珍しく3回連続で教科書を忘れた子がいた。
まあ、一般的に言う特にだらしない子である。
私の顔をみるなり、「しまった」という顔をしている。
その子を呼んで、私は耳元でささやいた。
「3回連続だから、今日は、保護者に連絡だな。でも、君の態度を見ていると、
よく反省しているのがわかる。だから君を信じてもう1回だけ待とうと思うが、
どうだろう」
「・・・お願いします」

・・・その後、彼は、1回も教科書、ノートを忘れていない。
理由は簡単だ。ようやく時間割をみて用意をするようになったのである。
それでも、チェックだけは欠かさない。
「やったね。今日も持ってきたね」「いいぞ」
最初は彼の目を見ながらそう言い続けた。
最近では、目を合わせてうなずくだけで、確認は終わる。
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逆上がりの指導4 [体育]

4 補助台を使用してもできない子の指導
補助台を使用してもなかなか逆上がりができない子がいた。
特に、低学年で極端に腕の力が弱い子や極端に体重が多い子は、できないことが多かった。
体重が多い子の中には、補助台を使うもののその上で足を引きあげることが
ほとんどできない者もいた。
そこで、補助台をC図のように延長した。
とりあえず、近くにあるものを総動員した感じである。
saka2.jpg
そして、さらに身体には腕がのびきらないようにベルトをかけた。
ベルトは次の3種類を用意した。
①全く伸びないナイロンベルト(幅5cm、長さ2m、500円ほど)
②自転車用チューブ(中古・自転車店で無料で入手)
③バイクベルト(幅2cmほど、長さ2m、200円前後。ホームセンター等で買える)
最初は、伸びない①を使用し、徐々に伸びる力が弱い②→③と変え、腕をベルトで補助
する力を弱めようという発想だ。
使用法は、D図のようにする。
指示は今まで紹介したものを使った。
saka3.jpg
なお、今回の記事は、1987年授業研究No.307臨時増刊号に掲載されたものをまとめた
ものである。
saka4.jpg

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